あばれ馬まみ               日常の記録。


by mami-lune
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夢見わる。


私は政が荒れた国の騎士で。
王付きだからそこそこの地位だと思う。

王の妾妃と道ならぬ恋をしていることが密告により明らかになる。
怒り狂う王は私と彼女を処刑場へ引きずり出す。

彼女は、美しい声で命乞いをする。
ワタクシハオウヲウラギルキハアリマセンデシタ
コノオトコガムリヤリ
かつては甘やかな言葉を紡いだ唇から出る裏切りの言葉。それでも彼女が助かるのなら構わないと思った。

ややして眠っている小さなこどもがふたりの前に連れて来られる。
彼女が息を呑む。
彼女の顔色で、息子だとわかった。
王の第四王子にあたる。

王は、この子どもはそやつの子ではないのか、と嘲るように言い放つ。まさかそのようなはずはない。私が城にあがるより前に、王子は生まれているのだから。
チガイマス
震えながら彼女はつぶやいたが、わかるものか、と王はうそぶく。
---こいつは不義の子として処刑する。
ヤメテクダサイ
---じゃあお前、ここで死んでみせろ
そうすれば信じてこいつを王子として引き続き扱う

彼女は蒼白な顔色で固まる。

最近は次期王座を巡り、有力者の争いが激化している。
だから、邪魔なのか?

いや。
後ろ盾のない第四王子を葬ったところで争いがおさまる訳はない。
血がみたいのか。
……狂っている。
やはりこの国は終わりだ。

小さな短剣が兵士から彼女に手渡された。
---さあ
王が誘うように促す。
彼女が短剣を振り下ろした。
私は身動きとれないまま、目の前にとびちる朱い液体をぼんやりと眺めていた。






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身体がだるい。
何なんだろうなあ。
後味が悪い本を立て続けに読んだからかなあ。
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by mami-lune | 2007-06-28 13:54 | +ゆめをみる+